20数年前にハッセルブラッドを用い、八幡平で撮った写真です。 池塘に水草が生えており、水草の水面の部分が光り輝いていました。 標準露光をスポットメーターで計り、その値の2絞りアンダーで撮った記憶があります。 赤く光る1点は、逆光など強い光が入った時表れるシュナイダーレンズの特性の様です。 水面が濃い茄子紺に潰れ、無数の反射光は夜空に輝く星座の様です。 単純なコントラストの中に赤く染まる1点の光源が 画面を華やかな星座の世界へと変貌させてくれました。 未発表のお気に入りの写真です。